家計の中でも大きな出費を占める日用品ですが、商品1つあたりの金額が安いことや毎日使うものだからという理由から節約の対象になっていないことも多いです。
しかし、日用品は中長期的にみると大きな出費になっているため、節約を考えているという方はまず見直すポイントとなります。
とはいえ、日用品をどのように節約すればいいのか、平均的な出費はどれくらいなのか、ということを知らないという方も多いのではないでしょうか。
日用品を節約して少しでも家計の負担を減らしたいと考えている方はぜひ最後まで読んでみてください。
そもそも日用品とは?
日用品とは、生活に密着した物品のことを指しますが、具体的な定義については存在しません。
とはいえ、一般的に使用される日用品の具体的な範囲は以下のようなものが該当します。
● 衛生用品(ティッシュ・トイレットペーパーなど)
● キッチン用品(食器用洗剤・ラップ・ゴミ袋など)
● 洗面用品(歯磨き粉・洗濯用洗剤・柔軟剤など)
● お風呂用品(シャンプー・ボディソープ・お風呂用洗剤・洗顔など)
● 掃除用品(漂白剤・フローリングシートなど)
また、日用品のなかには食料品や衣類は含まないことが一般的です。
このように、日用品は普段の生活において消耗することも多い商品のことを指すため、小さな節約が大きな節約に繋がります。
毎日使うものだからこそ積み重ねが大きな節約になります。
日用品は頻繁に私が買っています。
1ヶ月あたりの日用品の平均的な出費はどれくらい?
1か月あたりの日用品の平均的な出費金額は、1人あたり4,000円〜6,000円ほどです。(参考:総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)令和3年(2021年)」)
また、生活する人数が多いほど1人あたりの出費金額は少なくなる傾向にあり、それぞれの平均的な日用品への平均的な出費金額は以下の通りとなります。
● ひとり暮らし:5,000円〜6,000円ほど
● 2人暮らし:4,000円〜5,000円ほど
● 3人暮らし:3,000円〜4,000円ほど
● 4人暮らし:3,000円〜3,500円ほど
このように、共有できるものが多い日用品の一人あたりの出費は一緒に生活する人数が増えるほど安くなる傾向にありますが、出費する金額自体は多くなっていることには注意が必要です。
また、赤ちゃんがいるご家庭ではおむつ代などで日用品の出費が平均よりもかなり高くなってしまうこともあるでしょう。
人数が増えれば増えるほど消耗が早いので、特に節約することが大切です。
家族でなるべくシェアするのも大事だと思います。
男女別の日用品の平均的な出費金額は?
男女別で出費金額を比べたとき、圧倒的に女性のほうが高い傾向にあります。
というのも、日用品には化粧品やメイク落としなどが含まれるほか、化粧水や乳液、シャンプーやトリートメントにもこだわる女性は非常に多いため、日用品の出費金額は高くなることが多いのです。
女性は美容とかにいろいろお金がかかるものです。
はい。承知しました。
日用品の出費を抑える効果的な節約方法
日用品の出費を抑える効果的な節約方法は以下の通りです。
● 必要な日用品だけを購入する
● まとめ買いしすぎない
● 代用できるものは1種類に絞る
● 特売でもストックしすぎない
● できるだけ安い商品を購入する
● 詰め替え用を選ぶようにする
● 繰り返し使えるものに代用する
それぞれの節約方法について、以下で詳しく解説します。
できるところから始めてみてね!
必要な日用品だけを購入する
日用品は便利な商品も数多く販売されていますが、必要最低限な日用品だけを購入することが節約に繋がります。
便利な商品はたくさんありますが、実は必要最低限の日用品はある程度決まっているのです。
例えば、お風呂に使用するだけでカビが生えにくくなる便利な商品もありますが、定期的にカビキラーなどで掃除していればカビが生えてしまうということはないため、しっかりと掃除できる人からすれば無駄な買い物になってしまいます。
このように、便利な商品が溢れているからこそ、無駄な買い物をしないようにするために必要な日用品をリストアップすることで大きな節約に繋がるのです。
また、必要な日用品をリストアップすることで、無駄な買い物をしなくて済むだけではなく、買い物の時短にも繋がるためおすすめです。
予期せぬ出費が発生しないようにケアしておくことが大切です。
ついつい新商品に浮気してしまいがち。。
まとめ買いしすぎない
日用品は近くのスーパーやネットショップでも頻繁に特売価格で販売されることも多いですが、まとめ買いしすぎないことが大切です。
日用品はいつか必ず使用するものですし消費期限も無いため、大量にストックしても問題ないかと考えられがちですが、人間の心理的に大量にストックしてある日用品はすぐに不足することが無いため無駄遣いしてしまったり、無意識にいつもより多く使ってしまうこともあります。
確かに日用品を特売日にまとめ買いすることは節約に繋がりますが、しっかりと管理できないという方は1か月に日用品を購入する量を決めておくなど、必要以上にまとめ買いしすぎないことも大切です。
楽天スーパーセール等でついつい大量に買いがちですが、適度に購入しましょう。
ふるさと納税で日用品を買いだめするのはありだと思います!
代用できるものは1種類に絞る
日用品の中でも代用できる商品はいくつかありますが、その中でも代表的な商品はハイター系の日用品です。
ハイター系の日用品には「次亜塩素酸ナトリウム」という成分が主に使用されており、カビキラーやキッチンハイター、衣類用漂白剤などには基本的に次亜塩素酸ナトリウムが使用されています
そのため、基本的にはこれらを代用することは可能なのです。
例えば、キッチンの掃除にカビキラーを使うこともできますし、トイレ掃除にキッチンハイターを使うこともできます。
このように、キッチン用・台所用・トイレ用などと分けて売られている日用品も多いですが、用途が同じ場合は含まれている成分は同じで濃度が異なるケースも多いため、安い日用品で代用することも可能です。
実際に使用される際は使用方法をよく読んでから使用しましょう!
リセッシュを衣類用で買って、全部に代用したりします。
妥協できるものは妥協する
一般的に日用品は価格の高い商品のほうが機能性に優れていることも多いですが、すべての日用品をこだわって選ぶ必要はありません。
例えば、シャンプーやトリートメント、スキンケアなどの日用品は自分に合ったものを選ばないと肌荒れの原因になってしまったりとデメリットがあるため、ある程度はこだわって選びたいですが、ハンドソープや食器洗剤、トイレ用洗剤などは安いものでも問題ないケースが多いため、それほどこだわって選ぶ必要はないでしょう。
このように、安い商品ではいけない日用品と安くても問題ない日用品の2種類に大きく分けることができるため、こだわる必要のない日用品に関しては100均やプライベートブランドの安価な商品などを購入するようにすると節約することができます。
自分に合ったお気に入りの商品を早めに見つけることも大切ですね。
スキンケアは少しこだわりたい。。
できるだけ安い商品を購入する
日用品はコンビニやスーパー、ネットショップ、ドラッグストアなど、さまざまな場所で販売されていますが、同じ用品でも販売場所によって価格が異なるため、もっとも安い場所で購入することが節約では大切です。
一般的にコンビニで日用品を購入するのが価格的にはもっとも高額になりますが、やはり便利な立地にあることからついついコンビニで日用品を購入してしまうという方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、節約においてコンビニでの購入は控えるべきですので、少し遠い場所にあったとしても少しでも安い価格で売られている場所を選ぶべきです。
もし移動手段が徒歩しかない場合は、レンタルサイクルなどを利用することでスムーズに買い物ができますし、レンタルサイクルの利用料金を考えてもコンビニで購入するよりも安く収まるケースが多いです。
最近は都心ではループもありますし、遠出もしやすくなりました。
安くなっているものを買うようにしてます。
詰め替え用を選ぶようにする
シャンプーやハンドソープ、食器用洗剤など、詰め替え商品が売られている日用品は詰め替え用を選ぶことで節約することができます。
例えば、Amazonで「キレイキレイ 泡ハンドソープ」を購入する場合、本体ポンプ付きの商品は500mlで404円ですが、4000mlの詰め替え用は2,290円となっており、内容量だけ考えると圧倒的に詰め替え用のほうが安くなっているのです。
もし本体ポンプが自宅にない場合でも100均などで代用品を購入することで安く抑えることができます。
このように、ほとんどの日用品が詰め替え用のほうが安く販売されているため、単純な販売価格で選ぶのではなく、100mlあたりの料金が安い商品を選ぶことを心がけるだけでも大きな節約につながるのです。
私は詰め替えはめんどくさいからいつもポンプ先を買ってしまう人でした。
環境にも優しくないからちゃんと詰め替え用買いましょうね。
繰り返し使えるものに代用する
日用品の中には使い捨てできる商品も多いですが、使い捨てだとすぐになくなってしまうため、繰り返し使えるものに代用することで節約に繋がるケースも多いです。
例えば、キッチンの定期的な掃除において毎回油汚れ用のウェットシートを使ってしまうとすぐになくなってしまうため、少しの汚れだけならフキンなどで代用して、しっかり掃除したいときだけウェットシートを使うなど、少しでも繰り返し利用できる物に代用することで日用品の消費を防ぐことができます。
また、食品の保存などの必需品であるラップですが、100均にも売っているシリコンラップに代用することでラップの費用を削減することができます。
このように、日用品は繰り返し利用できる商品に代用することで大きく節約することができるのです。
おすすめはまずは100均にいって必要な商品買ってから足りないものを他で調達してます。
紙製品ではなくタオルや布巾で代用することは環境にもいいですよね。
まとめ|日用品の節約はコツコツ行いましょう!
本記事では、1か月あたりの日用品の出費金額や1人あたりの出費金額、効果的な節約方法などについて詳しく解説しました。
日用品はひとつあたりの値段はそれほど高額ではありませんが、毎日のように使用するものが多いことから毎月の出費に大きな影響を与えるものでもあります。
そのため、毎月の小さな節約が中長期的にみると大きな節約に繋がっているケースも多いのです。
日用品の節約は難しいものではありませんので、まずは必要最低限の日用品を洗い出すこと、安く販売されている場所を見つけることから始めることが節約の第一歩となります。
ぜひ本記事を参考にして日用品を効果的に節約してみてください。