結婚する前であれば、ある程度自分の稼ぎで欲しいものを買い、食べたいものは好きに食べていたはずです。
しかし、夫婦になれば生活はふたりでしていくため、節約をしなければならなくなっているのではないでしょうか。
節約に対する価値観は絶対に違いますが、それでも考えを一致させておかないとケンカのもとになってしまいます。
そこで今回は、夫婦の節約術についてお話ししますので、参考にしてみてください。
お金の価値観は結婚を考える上でのポイントでした!
節約してたくさん旅行しようね!
夫婦でできる節約術
夫婦で暮らす場合、どれだけ節約できるのかによって、今後の生活スタイルは変わってきます。
保険料
みなさんは、お互いに何らかの保険をかけていませんか。
例えば、医療保険や車の任意保険などが該当します。
独身時代から保険の内容が変わっていない、保険屋のおすすめのままに契約した場合は、余計に費用を支払っている可能性があります。
とくに万単位の保険料であれば、面倒でも見直すべきです。
夫婦で話し合って、本当に必要な保険だけに加入するようにしましょう。
私たちは共働きで節約して貯金もあるのでまだ保険に入ってません。
何かのために一つは保険入っときたいなー。
光熱費
夫婦で一緒に節約できるのが光熱費です。
これはひとりだけの理解では絶対に達成できないため、お互いが理解しなければなりません。
まずは毎月の光熱費をしっかり把握し、高いのか安いのか妥当なのかを判断してください。
光熱費でもっとも高いのは、エアコンなどの冷暖房器具です。
24時間つけっぱなし、各部屋が稼働状態になっていればそれだけ高額になるため、ひと部屋だけにする、必要な時間だけにするなど試行錯誤してみてください。
エアコンをこまめにオンオフしないのも光熱費節約のポイントです!
家賃
家賃は確実にかかってくる固定費ですが、もし賃貸であれば検討の余地があります。
ふたりで暮らしていて、広いと感じる場合はもう少し狭い部屋に引っ越しするという方法があります。
引っ越し代はかかりますが、家賃を下げられたらトータル的に節約できる場合があります。
また、賃貸よりも家を購入すれば、毎月のローンが安くなる傾向にあるため、マイホームを持つという選択肢もあります。
私たちは将来の家族構成が決まったら買うと思います。
今は家賃補助も手厚いので賃貸にしています。
通信費
私たちにとっての必需品と言えば、スマートフォンとインターネットではないでしょうか。
スマートフォンは毎月キャリアに、インターネットはプロバイダなどにお金を支払いますが、そのなかでもスマートフォンに無駄な費用を支払っている可能性があります。
毎月1万円以上の携帯代を支払っている場合は、格安SIMに乗り換えることをおすすめします。
また、プロバイダによっては携帯料金もセットで安くなるケースもあるため、まずはお互いのキャリアのプランや料金を確認してみてください。
私たちは家に無料インターネットがついていました。
家が一つになることにより家庭内のWi-Fiも一つにすることができます。例えばそれぞれでポケットWi-Fiをもつより、家で固定回線のWi-Fiを契約したほうが安くなります。
通信費の節約は以下の記事で紹介しております。
節約で夫婦がケンカしないためには
節約の価値観は、夫婦によってまったく異なるため、話し合いでケンカに発展することがあります。
夫は節約は面倒、でも奥さんは節約したいなどになると、余計に火花が散ります。
私たちはそんなにケンカしないよね、、、?笑
価値観が似ているからね!
自分の個人のものはそれぞれ自分の稼いだお金から買うのは普通です。
ただお互いの共有物や共通するものは十分に相談した上で購入するようにしましょう。
目標をたてる
まずは何のために節約をしたいのか、を明確にするべきです。
将来のため、老後のため、家や車を買いたいなど、しっかり目標を決めふたりの気持ちをひとつにさせましょう。
新婚旅行資金、結婚資金、マンション購入資金とステージが進むにつれて目標を変えていきました!
楽しむことの資金を目標にすると貯まりやすいかも!
お金というのは、すぐに貯まるわけではないので、困ったときに手持ちがないと困ってしまいます。
とくに老後になると、働ける時間も場所も限られてきますし、病気をしてしまうことも考えられます。
未来のことをしっかり考えれば、節約することがいかに大切なのかを分かるのではないでしょうか。
二人の共通の銀行口座を作って、毎月一定額貯金していくのもおすすめです。将来の何かあった際の資金に対応できます!
これから結婚を予定している方や新婚カップルの方は、結婚資金は結構かかるので、二人で協力して貯金するようにしましょう。
節約を楽しむことも節約のうち
節約は、欲しいものが買えない、やりたいことができない、などの弊害がでてくるため、決して楽しくはないものです。
ですが、一生懸命頑張って貯金ができれば、それだけ気持ち的にも余裕がでてきます。
節約は努力の証ですから、楽しく節約するのも継続するコツです。
ただし、生活よりも節約に熱くなりすぎてしまうと、できることもできなくなってしまうため、ほどほどにするべきです。
節約で楽しむことを犠牲にするのはやめましょう!
節約を楽しむこと、お金がかからない遊びも以下記事で紹介しています。
是非デート代をそこまでかけられないけど、楽しい遊びをしたいという方は参考にしてみてください。
節約は一気にするものではない
明日から節約をと考えた場合、慣れていないことをするわけですからストレスがたまります。
ですから、まずはできる節約からすすめていくべきです。
家計簿をつけて、どこに消費が多いのか、無駄はないのかを把握して、ひとつずつクリアしていけばいいでしょう。
最終的に、すべての項目で節約ができれば、節約上手な夫婦になれます。
私たちも毎月の積み重ねで貯金してきました。
無理な節約は何かを犠牲にしてしまうので、慎重に!
パワーカップルの節約注意点
世の中で世帯年収が1,500万円以上や2,000万円以上の世帯のことをパワーカップルと言います。
金額には諸説あるので、ある程度二人で稼いでいる夫婦のことを総称して言うことが多いです。
私の周りにも多くのパワーカップルがいますが、特にパワーカップルは節約できていないことが多いイメージです。
パワーカップルでも節約姿勢を忘れずに。
二人で稼いでいるからこそ、それぞれお金を自由に使っているケースが多いです。
また周りも生活水準の高い人が多く、そういったプライドから背伸びした生活をしている世帯が多く見られます。
子どもがいない今はいいのですが、奥さんの育休や子育てによる支出も見据え、後戻りできる程度の生活水準を保っとくことをおすすめします。
特に二人の年収をあてにした無理な住宅購入は注意しましょう。
プライドや見栄を張らないことも節約の一つです。
まとめ
節約は夫婦の片方だけが理解・行動しても、意味がありません。
なぜなら、片方は節約に頑張っているに、片方は知らんぷりですと、夫婦の仲に亀裂が入るからです。
両方がしっかり理解することと、現在の消費の把握や今後の目標をしっかり話し合わないと成立しないものです。
今は物価が高くなり、税金等が上がっていることを考えると、将来のために節約するというのは必須事項になってくるのではないでしょうか。